片足を上げてた話
学生の頃、ウィーンフィルがアンサンブルで来日していて、コンサートに行ったことがありました。
クラリネットはペーター・シュミードル氏!!
人気の公演だった為、演奏者の背後側の席しか取ることが出来ませんでしたが、ウキウキしながらコンサートに行きました。
コンサートは今でも思い出すくらい、ワクワク、ドキドキが詰まった演奏で、音楽って生き物なんだ!と肌で感じたコンサートでした。
コンサートは終始立奏だったのですが、見ていると、時々シュミードル氏が片足で立ってるのが目に入ります。
最初は偶然かと思いましたが、普段私は絶対片足でなんか吹かなかったので、気になりながら帰宅しました。
次の日真似してみてびっくり。
あれ!!?グラグラして片足で立って吹けない😨
今なら分かるのですが、これすごく身体の中心を取るトレーニングとしてすごく有効なんです。
私はシュミードルさんに直接お伺いした事がないので、どうして彼が片足立ちをしてたか謎なままですが、ポルカやワルツなど軽やかな曲を演奏するのに、わざと片足を上げて、より軽やかな演奏ができるようにされたんじゃないかなと思うんです。。。
すごい😳
片足を上げて吹けるくらい、しっかりした身体の中心軸があれば、喉が詰まったり肩が上がったりする問題が解決できます。
ぜひ基礎練習の時などに、片足を上げて身体の中心軸を確認してみてください😊